怒りのラーメン

今しがた遅い昼飯を済ませてきたところなんですが、食したラーメン(正確にはつけめん)があまりに酷かったのでもうガマンできません。ブチまけさせてもらいます。もー、敬語抜きで。

なんだって最近のラーメンはどいつもこいつも、親のカタキみたいに油ギトギトなんだよ!!

あれって絶対、ガラとかを煮詰めて自然に浮いてきた脂じゃない。客に出す前にサラダ油かなんかを大さじ3つくらいふりかけてるに違いない。それくらい必然性のないアブラだってことだ。そんなラーメンに限って、おっきな海苔が乗っかってたりするんだが、海苔がスープ表面に浮いたアブラを吸い取り紙よろしくたっぷり吸ってしまうので、ヘドロに浮いたアオミドロか何かを食ってる気になる。店主は自分のラーメンちゃんと食ってるのか? 何故こんな当たり前のことに気づかない? 味だって全部右へならえと同じようなテイストに終始して、どの店行っても同じようなロクでもない味ばっかり。ここ数年、リサーチもせずにふらっと手近のラーメン屋に入ると十中八九こんな目に合わされる。ラーメンブームとかでアホを煽ってるマスゴミも同罪だ。お前らみんな地獄に落ちて閻魔様に舌抜いてもらえ。どーせ味なんかわからんのだろ。

自分のお袋はもう30年来、クニで今でもちっちゃなラーメン屋をやってるんだけど、特別クローズアップされるようなもんじゃない。いわゆる「支那(<-IME変換しやがんねー、ヘタレめ)そば」系の、フツーの醤油味ラーメンだ。麺は地元の製麺屋から仕入れたよくあるちぢれ細麺だし、ダシは鶏ガラ・豚ガラ・煮干などでとる。出来立てのスープはちょっと脂っこいけど、これこそ旨みの一部って感じで全く気にならない。こんなラーメンをガキの頃から食ってきたせいか、ここ数年のブームで現れてはすぐ無くなるラーメン屋の大半は出すほうも客も、味覚の根本がイカれてるとしか思えない。特別美味いのを食わせろってんじゃないんだよ。フツーの「人間の食い物」を出して欲しいだけなんだ。

もう金輪際、街のラーメン屋なんか暖簾をくぐらない。どうしてもって時は日高屋にしとくよ。少なくても人間の食べ物だし、安いからね。