5GBまで無料のストレージサービス Ubuntu One を Mac で使ってみた

お盆休みもそろそろ終わろうとしてますが、皆さんスーパーサザエさん症候群に陥ってないでしょうか。9月までお仕事みっちりで夏休みナニソレ? な通常営業ビンボー隙なしプログラマの Mariyudu です。

先日 Web 巡回してて知ったのですが、Ubuntu One なるストレージサービスがあったんですね。名前が示すとおり、Ubuntu Linux をターゲットにしたサービスですが、クロスプラットフォームを目指しているようで、Linux の他にも WindowsiOSAndroid のクライアントアプリが揃っているようです。サービス形態としては Dropbox に近い、ローカルストレージとネットワーク上のストレージを同期させるタイプで、5GB まで無料となっています。あれ? Mac (OSX) は対応してないの? と思い、例によってグーグル先生に相談してみたら、有志の Geek による OSS なクライアントソフト Ubuntu-One-Mac を見つけたので、今回はその試用記を。

Ubuntu One に登録

まずは Ubuntu One へのサインアップを行います。Ubuntu One のサイトのページ右上にある「Log in or Sign up」をクリックしてログインページ(↓)へ。

ここで「New Account」をクリックして登録ページ(↓)へ。

氏名・EMail・パスワード・CAPTCHA 認証コードを入力して「Continue」をクリック。すると確認ページ(↓)が表示されます。

先ほど入力したメールアドレス宛に、確認コードが送信されてくるので(英語)、これをこのページに入力して「Continue」をクリックすれば登録は完了です。

Mac 版クライアント Ubuntu-One-Mac をインストール

このままブラウザからファイルをアップロードしたりしてサービスの利用ができますが、やっぱり快適に使うにはクライアントアプリが必要、てな訳で github の Ubuntu-One-Mac ページから、UbuntuOne v0.2.0.zip をダウンロード。解凍してできた UbuntuOne.app をアプリケーションフォルダに移動してインスコ完了。ダブルクリックして起動すると、あれ? 何も表示されない… と思ったらメニューバーに小さくアイコンが表示されていました。このアイコンをクリックしてドロップダウンメニューから「Preferences...」を選択して、Ubuntu One のアカウントを入力しましょう(↓)。

この後、ホームフォルダに「Ubuntu One」というフォルダを作成して、何か画像でも放り込んでから、アイコンクリック → メニューから「Sync Now」を実行すれば、ネットワークストレージとの間で同期が行われます。説明は割愛しますが、iPhone にもアプリをインストールして、Mac とのファイルの共有ができるのを確認しました。使ってみて、正直 Dropbox ほど機能的には強力ではないようですが、無料で5GBというボリュームが嬉しいですね。他の無料ストレージサービスと合わせて、これで数十GBのストレージをネットワーク上に持っていることになります。いやー、いい時代になりますた。