iPod Classic 強化計画とその頓挫

2年間使ってきた愛用の iPod Classic (120GB) が、2ヶ月程前についに容量一杯になってしまいました。この iPod は、それ以前に使ってきた iPod 60GB がやはり一杯になって買い換えたもので、つまり1年当たり30GBのディスク容量を消費してきた計算になります。

仕方ないので、新しく音源を追加した時は、まず今後も聴かないだろうという曲を iTunes 上で選んで同期対象から外すことでしのいでいる訳ですが、これがどうにも面倒くさい。現行モデル最大容量の160GB機種への買い替えも考えましたが、また1年ちょっとで一杯になってしまうと思うと、どうも踏ん切れない所です。いっそ自分で200GB超あたりをメドにハードディスクを換装できないか? と思い、ざっくりネットで調べてみると数年前の記事ですが iPod ディスク換装の記録を散見することが出来たし、1.8インチHDD も最近では300GB超の製品も出ていたりで、ちょっと希望が出てきました。という訳で、本腰を入れて調査することにしました。

まず自分の機種(MB565J/A)のハードディスクの機種を知る必要があります。可能性が定まらない段階でいきなり分解するのも何なので、「ipod classic 120gb hard drive」などとググったところ、どうやら東芝 MK1231GAL らしいです。これはパラレルATA/4200rpm/5mm厚の製品なので、I/F・サイズ・消費電力等で同等なラインアップ中に大容量機種があればいいのですが... ちょうど東芝の Web ページ http://www3.toshiba.co.jp/storage/japanese/spec/hdd18/index_j.htm に製品リストがあったので見てみたところ、MK2431GAH という 240GB の製品がありました。スペックを調べたら... あー、厚さが8mmだ。いきなり頓挫です。ちなみに最近の大容量機種は、SATA インターフェースで、やはり8mm厚のものばかりみたいですね。

正直、自前で大容量ストレージを抱え込む時代でもなくなってきてますし、先の Apple 新製品発表では、曲は全部ネット上に置いて、必要に応じて Wi-Fi またはモバイル回線経由で手元のプレイリストを動的に管理できる「iPod Cloud」みたいな Apple らしい過激なニューモデルを期待したんですがねぇ。